「無粋」

ご縁があり、書道家のHILOKI TANAKAさんの展示会にて出会った

「無粋」という書の作品。

ご本人の作品のコメントがこちら、

「無粋」

無粋という言葉には、面白味がなく遊び心がわからない人

のような意味があり、自分、作品作り、において通ずる言葉です。

面白味がなくても、遊び心がわからなくても、とにかく一つの事を

ひたすらに続けること。

「無粋」であろうが、自分を信じて続ける事でオリジナルが生まれる。

「無粋」はマイナスイメージを持たれやすい言葉ですが、僕は大好きな言葉です。


このコメント、そして作品に胸をうたれてしまい、、、、、

是非お譲りして頂きたいとお願いしましたが、すでに売れてしまっていました。。

ダメもとで僕に向けて「無粋」を書いて頂けないかとお願いしたところ

快く受け入れてくださいました！！


お願いしてから2か月ほどで作品が完成し、ご本人から受け取った時涙がでました。。

これまで49年生きてきて、自分を振り返り、この先の人生をどう生きていくのかを

考えたとしても、この作品ほど自分を認めてくれ、感動させてくれ、励ましてくれる

作品はないように思います。


この「無粋」の作品の想いのように

粋じゃなくとも、面白味がなくとも、うどんに対してひたすらに情熱を注ぎ続ける事で

オリジナルが生まれ、一つの魅力となれるようにひたすらに頑張って行きたいと思います。


この作品を書いて下さっている時、僕に対しての手紙を書くつもりで作品を

書いて下さったそうです。

HILOKI TANAKAさん、本当に有難うございました！！！！！！

作品は準備でき次第、お客様にも僕にもスタッフにも見える場所に飾らせて

頂こうと思います！！！